サイの角をなめたい

まいにち彫ったりなめたりしています

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

亀と歩く

■メガネくんに教わる

晴れた休日の午後、私は用事があって隣町を歩いておりました。
大通りからひとつ入った、線路沿いの二車線道路
自転車が通れば、もう一杯になってしまう細い歩道。

前方からは、小学校高学年とおぼしき男子5名が
固まりになってやって来ます。

なんとなく微笑ましくなって見ていましたが
近づくにつれ、彼らは固まりではなく
円陣を組みつつ歩いていることに気がつきました。

そしてその円の中を、デッカイ陸亀がのそのそ歩いているのです。
少年たちは、陸亀を守るように、囲むように進んで来ます。

思わず歩道から外れてしまい、立ち止まったまま凝視していた私に
少年の1人が話しかけてきました。

「あれは、彼の亀なんです」
と、集団を指差します。
「そして僕たちは、亀を散歩させているんです」
「はあ」
「亀はこうして、散歩させないといけないんです」
「はあ」

見れば、私と彼が話しているため、集団も休憩しています。

「触りますか」
「は?」
「触りますか?」
「は、はあ」

触りたくて当然だ、と言わんばかりの少年。
仕方なく亀の硬い甲羅をナデナデしましたが
特に言うことは見つかりません。

私が亀に触ったのを機に、亀の集団は再び行進を始めました。
ヤレヤレ私も、と立ち去ろうとしたのですが
少年の話は終わっていませんでした。

右手を顎にあて左手を右ひじに添えたロダンのポーズで
さらに詳細な亀情報を、私に教えてくれています。

見れば、見事な坊ちゃん刈り、そしてメガネ。
マンガに出てくる、メガネくん、もしくは博士くん、そのものです。

気がつけば、私は亀博士とともに
亀の集団の最後尾を歩いておりました。
要するに、本来の行き先と反対方向へ進んでいるのですが
成り行きなので、仕方ありません。

十字路に行き着いたところで、やっとお別れ
サヨウナラ、貴重なお話ありがとう。


kame4kakusu[1]


あんなにも亀に詳しかったメガネくん
キミも自分の亀をもてると良いね。

それにしてもあの陸亀、ペットショップから逃げ出した例の陸亀が
隣町に行き着いたところで、あの子達に捕まったのではないでしょうね。



おもしろいかもーかなーなー
と思われた心優しいそこの方
押して頂くと猫田小躍りです

スポンサーサイト

« 亀が滑る|Top|亀が歩く »

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://rhinonotuno.blog76.fc2.com/tb.php/12-8f3dcea4

Top

HOME

猫田ぼーいち

Author:猫田ぼーいち
東京モノのぬるいモノです
島ぞうりに消しゴムはんこその他ざびえるざびえるざびえるざびえるしています
since2009.7.22

名前:
メール:
件名:
本文:

kutusita3-1.jpg

ヲカダと猫田の店
”フェイスヲフ”と申します。”おふ”ではございません。”をふ”とご記憶下さい。同志ヲカダとイベントでたり靴作ったり靴下作ったりしております。ヨロシクお願い致しますデス。

secom.jpg

なんか哀しいセ○ム

fuku.jpg

みんなしてコッチみとる

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。