サイの角をなめたい

まいにち彫ったりなめたりしています

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本当にあった怖くない話

何もしなくても8月に突入致しましたので
夏にふさわしく、幽的な話題など、おひとつ。

neko14.jpg
こわいのイヤこわいのイヤこわいのイヤ

むかーしむかし、貧乏な私は運転免許を合宿で取りました。
理由は勿論、早くて安くてうまいかどうかは知らないの
だからです。
時は折りしも卒業シーズン
東京近郊の合宿所は満杯
シブシブ、唯一空きのあった
白虎隊で有名な、福島県は会津若松へと赴いたのでした。



■シャンデリア

運転免許合宿というのは、中々に過酷なもので御座いました。
どう、過酷かと申しますと

会津若松は夜が早い!
商店街が18時に閉まる!
酒、飲みに行けないじゃん!
夜、何をすればいーのおー!!

と、言う訳で
その過酷な苦行を速やかに終わらせるべく
教習にも力が入ります。
やるコトないので、夜は日々コレ勉強。
成果あって、仮免筆記試験は満点。
いかに東京へ帰りたかったのかが、伺えます。

ちなみに、仮免実技試験の際

「猫田さんは、良いとも悪いとも言えない所が一番悪い」

と、合格印を押すのが物凄く嫌そうな教官に言われました。

私という人間を、これ程的確に言い表した言葉はかつてありません。


さて、やるコトないのは、他の合宿生とて同じコト。
合宿所である、同じホテルに宿泊している大学生たちも
なんとなく、そこらをブラブラ
こちらも、フラフラ
お互いウロウロしている内、親しくなってまいります。

合宿期間も終りに近づいた頃
大学生のグループと、夕食後ホテルのレストランに居座っておりました。
みんなで話をしている内、主題はいつの間にか、怪談へ。
いるだのいないだの、見ただの見たことないだの
楽しく語っておりましたが
ひとりの男子が、やたらに反発いたします。

曰く
「くだらない」
「いるわけない」
「俺は信じない」

などなど、場を読まない発言で、シラケさせることおびただしい。
この手の話は、キャーキャー言いながら流していくのが楽しいのであって
別段何かを検証しようという取り組みではありません。
ゆえに、彼のせいでなんとなく雰囲気が悪くなり

じゃあ、まあ、今日はこのくらいで

という感じでその場はお開きになりました。

その夜・・・・・

草木も眠る丑三つ時
闇夜を切り裂く、大きな悲鳴がホテルのフロア内に響き渡りました。

ビックリして飛び起き、部屋から覗いてみると
廊下を転げるように走る男性の姿。
見れば、先ほどの超常現象否定派の男子です。
私と同じ様に部屋から出て来た他の大学生が
彼を取り押さえ、落ち着かせ、何があったのか問い質しても
なんだかアワアワしていて、要領を得ません。

彼は、角のシングルルームに1人で泊っていたのですが
どうしても部屋には戻りたくないと言うので
仕方なく、他の大学生が泊っている
ツインルームに入れることになりました。

詳しい話は、明日ということで。


翌日の朝食の席
全員で彼にあの騒ぎはナニゴトだったのかを聞きました。


昨夜、部屋に戻った彼は、テレビを観ながら寝入ってしまったそうです。
しばらく経った頃
ドアをノックする音が聞こえました。

コンコンコンコンコン

時計を見ると、午前2時です。

友人かと思いドアを開けてみましたが、誰もいません。
きっと点けっ放しにしていたテレビの音だろうと
テレビの電源を切り、部屋の照明も消して
再び眠りにつきました。

すると、またドアからノックの音が。

コンコンコンコンコン

またかよ、誰のいたずらだ
と腹が立ってきた彼は、怒鳴りつけてやろうと
ベッドから起き上がりました。

しかしその時、ノックの音が移動し始めたのです。

ドアからそのままユニットバス側の壁伝い

コンコンコンコンコン

と聞こえてきます。

音は強く、激しく、そしてどんどん、彼のいるベッドの方へ近づいて来ます。

コンコンコンコンコンコンコン

そこは3階の角部屋
壁は外に面しています。
つまり、ノックは、外からされているのです。

コンコンコンコンコンコンコンコンコンコン

音はさらに近づき、もうすぐ彼が寝るベッドの横。

彼は、コトここに至りようやく、恐怖のあまり硬直していた身体を動かし
弾けるように、ドアへと走りました。

その時

ドン!

背後で大きな音が鳴り響きました。
思わず振り返って見てみると
なんと、ベッドの上に、大きな

シャンデリアが!!


・・・・・

シャンデリア???

手に汗握り聞いていた分、どう反応して良いのか分りません。
みんなが彼の顔を疑わしげに眺めました。

なぜにシャンデリア???

一応見に行ってみる?
ということで、彼の部屋へ行ってみましたが
当然、シャンデリアは影も形もありません。

ちなみに、このホテルは、ビジネスホテルに毛の生えた程度の作りなので
シャンデリアなどというおセレブなものは、館内のどこにもありません。

彼は必死に

「本当にシャンデリアだったんだよお」

と訴えますが、みんな、なんだか答えようがありません。
信じる信じないのレベルじゃないというか
同情しにくいというか。

だって、ベッドの上にシャンデリアって・・・。

「部屋変えてもらえないかなあ」

と彼は嘆きますが、フロントになんと言えば良いのでしょう。

『部屋にシャンデリアの霊(?)が出たんです!』

これ、言えますか?



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猫田にもシャンデリアの呪いが!
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