サイの角をなめたい

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オバチャン

■女ボス

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イメージ図

ウチの向かい側に
1階が近所の模型会社の倉庫
2・3階は住居部分になっているビルがあります。

ここの住人は非常に猫に寛大のようで
1階の窓は常に、丁度猫の頭分開けてあり、誰でもカモンな状態です。
その割りには、喧嘩もなく静かで、秩序を保っています。

どうやら、入れ代り立ち代り出入りする猫たちを
取り仕切っているモノの存在があるようなのです。

▽ご近所さん

毎朝家を出るとすぐに目に入る
向いのビルの玄関マットの上に鎮座している、大きなトラ猫。

眠っているような細目の奥の鋭い光、身にまとう〝只者ではない感〟
その、どっしり、としか言いようの無いお姿に
『オバチャン』と命名いたしました。

オバチャンはどうやら、このビルだけでなく
近隣一体を取り仕切る女ボスだったようです。

子猫を連れて挨拶に来る母猫を優しく見守り
新参の暴れ者を追い払い
近寄る人間をも威嚇して、そのビルに住まう人すら迂回して行きます。

そこらをブイブイ言わせていた赤トラが
玄関マットの上で寝るオバチャンを見くびったのか
無謀にも正面から攻撃を仕掛けた時

『ガーッ!』

と一声、目にも留まらぬ猫パンチ。
一撃必殺でした。
赤トラの姿はこれ以降見ません。

オバチャンと私は、良いご近所付き合いをしておりました。

仕事に行く時、仕事から帰って来た時、買い物へ行く時、いつも会います。
たまに、ウチの庭を歩いていることもありますし
ウチの塀や屋根の上にいることもあります。

顔見知りになるのも当然です。
正しい付き合いは、正しい挨拶から。

会うたび手を振ると、顔を上げて
『ガー』
と応えてくれます。

その内、気が向くと私の後をついて来るようになりました。
往来を行きかう人が、私とデカイ猫を不思議そうに眺めます。

知り合いが出来て嬉しかったもんです。


▽平和を守る存在

オバチャンの飼い主は、ビルの持ち主の老夫婦。
おじいさんが外に出てオバチャンを呼び
そのおじいさんをおばあさんが呼んでいるのをよく目にしました。

必死に呼んでいるおじいさんに目もくれず
オバチャンは私の後をついて来ることがあったので
これは非常にキマヅイ。

ところで、おじいさんは
「ねこー、ねこー」
と叫んでいたので、オバチャンの名前もやはりねこだったようです。

ある夜、ねこであるところのオバチャンが
スーパーへ向かう私と一緒に歩いておりました。
季節は冬の忘年会シーズン
そこココに我を忘れた酔っ払いがうごめいています。

向かう先の道路脇
電信柱前のサラリーマンな男性が
緩慢な仕草で今まさに行おうとしているのは
そう、立ちション。

やだなあ、と思い足早に立ち去ろうとした時
オバチャンが男性の足元へ素早く駆け寄りました。

どうしたんだろう? と見ていると
オバチャンは男性の革靴の匂いをひとしきり嗅いだあと
おもむろに下から男性の顔を見上げています。

男性は、オバチャンを見、そして私を見、ジッパーを上げ
無言のまま立ち去りました。

オバチャンは近隣の秩序を守っています。



おもしろいかもーかなーなー
と思われた心優しいそこの方
押して頂くと猫田小躍りです
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猫田ぼーいち

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